自社製ムーブメントのゼニス

ゼニスはスイスの時計メーカーで綴りはZENITH、天文学上の天頂という意味です。1865年にジョルジュファーヴルジャコがManufacturedeMontresを創業、1900年のパリ万国博覧会に新型懐中時計用のムーブメントと飛ばれる動作ユニットのゼニスを出品し、金賞を受賞したことで社名をFabriquesdesMontresZenithSAに変更しました。ゼニスはムーブメントを含め、一連の時計製造の工程を自社で一貫して製造するマニュファクチュール式のラインを持っています。これは高度で幅広い技術を持っている時計メーカーの証しでもあり、自社製ムーブメントを搭載したエルプリメロやキャプテン、エリートなどのモデルが有名です。

エルプリメロは1969年1月に発表された自動巻クロノグラフで、当時世界で初めて開発された一体型自動巻きクロノグラフのため、エスペラント語で第1のという意味の名前が付けられました。キャプテンは自動巻きムーブメントを搭載したアンティークな作りが魅力の時計で、1時から3時の位置にかけてパワーリザーブが表示されるキャプテンエリートパワーリザーブが特に人気があります。エリートはエルプリメロのクロノグラフ機構を省略して再設計し、1994年に発表された自動巻ムーブメントで、余計な装飾を控えることで逆にエレガントなデザインになっており、エリートクラシックやエリートムーンフェイズは日本男性にも好評です。

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